リアルタイムにレントゲン画像確認できる装置を透視装置と呼びますが、透視装置にも様々な形式があります。 それが、アンダーチューブ型とオーバーチューブ型の2つです。 見た目的には、X線管球(X線発生器)が検査台の上か下についており、X線が上下のどちらから照射されるかの違いではありますが、被ばくや画質に影響を及ぼすため、少し整理したいと思います。
今回はCT検査の受け方、検査の流れを紹介したいと思います。 スポンサーリンク CT検査とは CT(Computeed Tomography:コンピュータ断層撮影法)とはドーナッツ状の装置で、中にはX線管球(X線を発生する)とX線検出器(身体を通過してきたX線を受け取る)が搭載されています。 この二つを身体の周りでグルグルと回転させて、輪切りの画像を作成し、体内の情報を得ることができます。体内を輪切りにして観察することで、X線画像よりもより詳細な情報を得ることが可能です。
放射線技師をという仕事をしていると、必ず聞かれるのが 「被ばくしなの?」や「被ばくして大丈夫?」 ということです。心配してくれる優しい言葉なのですが、きっと思われているよりも被ばくをしない職業です。 被ばくに関心が高まる以前から患者さんと医療従事者の被ばくを減らすために防護措置を行っているからです。
肺は、空気をどの程度取り込めて、吐きだせるのかの呼吸に関する換気機能と血流機能の2つの機能が重要となる臓器です。 そして、それを調べる検査として行われるのが肺シンチグラフィですが、換気機能と血流血流機能の両方をいっぺんに評価することはできません。 どうしても、別々の検査を行う必要があるのです。
MRAとは、MRで撮影する血管撮影のことです。MRの場合、造影剤を使用することなく、血管の描出が可能であり、その手法のひとつがTOF(time of flight)です。 TOFはMRAの中でも、最も主要な血管撮像法であるので、自ずと重要度も高い撮影です。 そこで、今回はTOFとなどんなものかまとめてみたいと思います。
放射線治療では、その治療効果を最大に高めるためにどの細胞周期で照射するかが重要となります。 そこで、今回は放射線治療と細胞周期の関係をまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 細胞周期とは? 細胞の一つ一つは、細胞分裂(母細胞)をしながら、娘細胞と呼ばれる自分の子供にあたるような細胞を生み出します。
MRIの画像が作られていく過程で必ず出てくる言葉がフーリエ変換です。実際は、MRIだけに限らず、CTでも使用されていることを思い出す人いるのかもしれません。 それでも、CTやMRIでは欠かせない言葉なので、大学の授業には必ず含まれるのですが、いざ教科書を見てみると式がごちゃごちゃと書かれていて、「こんなの理解できるのか!?」と理解を諦めた方も多いのではないでしょうか。
診療放射線技師を目指すには、専門学校や大学に通わねばなりません。 しかし、学校を選ぶ時は誰でも迷うものです。 ぼくは、十分に調べずに目に留まった大学を受験してしまったのですが、後になって色々な選択肢があることを知ってビックリしたものです。 結果的に、後悔はしていないので良かったのですが、学校選びはその後の就職にも関わるので重要です!
放射線による影響に対して、意識が強くなるなか、どれくらい被ばくすればどのような影響がでて、人体に影響がでるのか。ガンになってしまうのか。 不安になるとおもいます。 今回は、放射線による影響のお話です。 放射線による影響は、被ばくする量によってどれくらいの量からどんな症状がでるのか決まった値があるもの(確定的影響)と決まっていない値(確率的影響)があります。この二つの違いは結構単純なものなので、わかりやすいのではないかと思います。
癌の進行度TMN分類という国際的な基準が定められています。 これは、『癌がどの程度大きいのか』、『周辺のリンパ節には転移しているか』、『遠隔臓器への転移はあるか』というの3つの要素で決められています。 今回は放射線画像とは、関係はありませんが、知っておいて損はないことなので、まとめておきたいと思います。