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正直なところ、CT部門に配属され、業務を覚え始めて間もない頃、『ビュー数』なんて言葉にウンともピンとも反応できませんでした。   大学の授業で習った覚えもないですし、CTの本を読んでも書いて有ることすら少ないように感じま…

CT画像といえば、輪切りの画像が有名です。確かに、撮影時は有名な輪切り画像しか見られないのですが、それだけではないのです!!   CT検査では、体の情報を3次元的に収集するため、撮影後には輪切り画像だけではなく、縦切りや…

CT画像には装置や金属など様々な要因によって、偽の異常所見(アーチファクト)が現れることがあります。   アーチファクトを覚えることは、画像の正常と異常の違いを理解するうえでも重要であるため、国家試験でも必ずと言っていい…

画像では、SD値はとても重要な要素です。なぜなら、SD値が大きくなると画質の劣化を招くからです。   しかし、SD値だけでは、画質を評価するということはできません。そこで、関連の深いNPS(ノイズパワースペクトル)が、算…

耳に関する病気は多くありますが、その際に行うX線検査には、Schueller法、Stenvers法といったものが主流でした。が、最近はCT装置の発展によって、検査時間の短縮と精度が向上したため、その需要は少なくなっていま…

CT検査はMRIに比べて高い空間分解能を持つことが特徴の一つです。   つまり、CTはMRIよりも物がはっきりと描出されることになります。   しかし、その高い空間分解能も装置や撮影法、表示法によって影響を受けます。  …

CT被写体の周りを回転しながら撮影する検査です。   その性能評価には、様々な評価項目が存在しておりMTF(空間分解能)、NPS(ノイズ特性)、CNR(低コントラスト分解能)などなどありますが、最近ではよく時間分解能とい…

CT検査では、体の情報を3次元画像を収集するため、3次元画像を作成することができます。 その3次元画像には、表示方法に種類があるので、主要なものだけでもまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 3次元画像の利点 先ず…