違い
TRとTEを長さを変えるとどのような画像が得られるのか? 今回は、そんなお話です。 スポンサーリンク 長いTRと短いTEの場合 こんな場合のT₁とT₂曲線の組み合わせは下のような感じになります。 長いTR,短いTE のときのT₁、T₂曲線 長いTRを選んだ時には、全ての組織が、ものの縦磁化の大きさを回復しているため、T₁、縦緩和時間の違いによる信号に影響がなくなり、組織間のコントラストが乏しくなります。そして、非常に短いTEしか待たない場合には、T₂の違いがあまりないため、信号強度にも差がつきません。
みなさん、X線って一種類だと思っていませんか? 実は、2種類あるのです。その2種類とはなにかというと、連続X線と特性X線です。 今回は、この二つの違いをまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 原子核について少しだけ 今回の内容には、原子の話が欠かせないので原子の成り立ちについて少しだけ触れたいと思います。
レントゲン画像とCT画像はどちらもX線を照射して作られるものですが、知られて以上の違いが多くあるのでまとめみたいと思います。 スポンサーリンク 2次元と3次元の違い まずは、みなさんも知っているような基本的なことからですが、 レントゲン画像は、2次元的な画像であり、体の前後が重なって表現されます。
造影CT検査では、良好な検査を行うためには撮影を行うタイミングが重要となります。それは、ダイナミック撮影と呼ばれる手法では特に顕著です。 そこで、撮影するタイミングを最適化する方法として行われるのが、テストインジェクション法とボーラストラッキング法の二つです。 今回は、この2つの手法についてまとめてみたいと思います。
医療職を目指そうと思っている方はまだ多いのでしょうか?その中で、医師や看護師はヤダと思っている方が次の選択肢にあげるのが、臨床検査技師だったり、診療放射線技師だったりします。 もちろん、リハビリ関係の職種を目指すことも多いと思いますが、この二つのどちらかで進学を迷う人も意外と多いのです。 そこで今回は、この二つの職種を比較してみたいと思います。
病院でレントゲンを撮る仕事をしていると、よく聞かれることがあります。 それは・・・ 「CTとMRIってなにが違うの?」 「CTとMRIではどっちがいいの?」 などです。 この質問は、医療施設にいる事務の人や、医療に関係ない親や友達などホントに幅広く聞かれている気がします。聞かれるタイミングは、みなが検診や身体に不調が現れて、いざ病院に行こうと思っているような時みたいですが、こうもよく聞かれる質問とは。。。
今では、ネットなどで情報が普及され、独学でも正しい知識を持っている方も多いのでそんなことはないのかもしれませんが、 「放射線」と「放射能」の二つの単語を同じ意味のように捉え使用していた方も多いのではないでしょうか。 TVのニュースなどでも正しく使い分けがされていないこともあったので混同されてもしょうがないようにも思えます。
最近のCT装置では、320列や256列といった一回転で16cmの範囲を撮影できる装置が多くなってきました。それに伴い、『ファン角』や『コーン角』といった単語もよく飛び交うようになった感じです。 そこで今回は、ファン角とコーン角の違いについてまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク ファン角とコーン角の違いとは?
放射線治療では、X線・γ線、電子線、陽子線など様々な放射線が利用されます。 ただ、それぞれ放射線治療の観点ではどのような特性があるのか理解するためにも今回まとめてみたいと思います。 スポンサーリンク X線・γ線 X線やγ線は、検査で使用されることも多いので混乱されるかもしれませんが、治療に使用されるX線・γ線は検査のものと大きく異なる点があります。
脳ドックを受けるときなどよく見られるのが、 【頭部MRIと頭部MRAの二つを行います。】 という記述です。 そのためか、実際に検査に訪れた方には、 「MRIとMRAってなにが違うの?」 と尋ねられるものです。 ぼくも最初は、どういう意味で聞いているのだろうと思ってしまったものです。 でも、色々な検診のホームページを見てみると、頭部MRIとMRAは別の検査であるかのような印象を受ける場合もあります。