心臓CT検査に使用される心電図同期再構成法の一つ、セグメント再構成法は異なるViewのセグメントデータを使用した再構成法で、ハーフ再構成法に比べて時間分解能を向上させるのが特徴です。   前回、心電図同期再構成法について…

MRI検査では、造影剤を使うことなく、血管や胆管、尿路検査を行うことが出来ます。CT検査では、造影剤を使うことが普通の検査でも、造影剤を使わないのは大きなメリットです。   そこで、どんなことができるのか、ざーっとまとめ…

特性曲線とは、X線装置、特にフィルム(または検出器)性能を示す需要な指標の一つです。   ただ、そんな重要な要素であるわりに学校で学ぶ時間は一瞬のように感じるため、理解できずにいる方も多いのではないでしょうか。   そこ…

パントモ撮影とは、歯科用のX線画像のことで、歯全体、顎全体、鼻腔を1枚の断層写真として撮影したものをいいます。歯や歯肉など組織を含めた全体の様子と上下の顎の関節を観察することが目的に行われる検査です。   どういったもの…

放射線の一番の恐ろしいところは、被ばくをしても痛みを感じることもしなければ、影響がでるまでなにが起こったのか気づかないところです。   しかし、その反面、X線は病院をはじめとする色々な場所で非破壊検査として重要な役目を担…

スポンサーリンク 核医学検査とは SPECTやPETの二つの検査が該当する。X線を使う一般撮影やCT検査のように装置から放射線を人体に照射する検査ではなく、放射線を発する薬を体内に注射して、体内からでてくる放射線を計測し…

最近では、少しずつ行われる件数も減っているガリウムシンチグラフィです。   ですが、炎症疾患や悪性腫瘍の転移や治療判断に使用されていた重要な検査項目であるので、今回はガリウムシンチグラフィについてまとめてみたいと思います…

X線画像には様々な画質を劣化させる要因があります。その要因は、装置やフィルムの関係、X線の性質などが関係していますが、代表的な要因の一つとして挙げられるのが、焦点外X線です。 焦点外X線の考え方自体はそれほど難しくはない…

MRI装置の中で、最も重要な部分と言えば、何といっても本体に搭載される磁石です。しかも、MR画像を撮影できるとなると、かなり強力な磁石が必要になります。   ちなみに、磁石の磁場強度は、テスラ(T)やガウス(G)で表され…

スポンサーリンク 透視画像とは? 透視画像とは、レントゲン写真の動画のことです。   I.I(イメージインテシファイア)やFPD(フラットパネルディテクター)は、X線からの情報収集と画像出力を高速で行うことができるX線検…