放射線治療では、各種体積の線量を明確に表示する必要があります。照射される部位の体積と線量の関係を把握することが重要なのです。 そこで、今回は体積と線量に関係する用語をまとめた位と思います。 スポンサーリンク 標的基準線量 線量分布計算時に決定されるPTV(計画標的体積)内の標的基準点における線量のことです。
美味しいものや酸っぱいものなど、日々、よだれといった感じで意識されやすい唾液です。だた、その唾液ですら問題があれば、病気を疑われることになります。 その唾液の分泌や排泄に問題があるのかないのか検査する方法が唾液腺シンチグラフィです。 普段、意識されない箇所だけに、突然言われると「はてっ??」となりやすいかもしれませんが、今回は、唾液腺からその検査法までまとめてみたいと思います。
診療放射線技師を目指すものにとって、国家試験は最終関門です。 しかし、その出題範囲の広さから勉強法について悩むことが多いです。 そこで、僕の経験からで申し訳ないのですが、その勉強法について紹介したいと思います。 スポンサーリンク 使った参考書は二つだけ!! 僕が使った参考書は二つだけです。 なぜなら、学費は親に出してもらっていましたが、月々の生活費はバイトで稼いでいたため、1冊9000円近くもする参考書を何冊も買う余裕がなかったからです。
脊椎(背骨)の構造的な異常や病気によって、神経が圧迫され、痛みやしびれ、麻痺などの症状が出ることがあります。その原因を調べるためにはいくつかの検査が必要になります。 病気の状態を詳細に見て、今後の治療・手術の部位・方法を決めるための参考に脊髄腔造影検査(ミエログラフィー)が行われるのです。 また、足にしびれや麻痺がある場合には続けて、神経根ブロックという処置を行うことがあります。
アベノミクスの影響もあり、女性の社会進出が推進されていますが、まだまだ女性が働きにくい職場環境は多いと思われます。 そのため、女性の約5割が結婚後も働きたいと考えていても、職場に復帰しにくかったり、子どもために柔軟な勤務体型を求めても、実現されていなかったりと働くには厳しい状況が続いているように感じます。
Tweet がんは、日本人の死亡原因1位であり、その中で胃がんは肺がんに次ぐ2位と身近な病気といえます。(ちなみに男性が2位・女性は3位です。) 胃がんで亡くなる方の割合を年齢別に見ても、男性の40歳以上の年齢で常に20%前後を占め、女性の40歳以上では15%程度かかり、高齢になるほど胃がんにかかる方が多いという方向もあり、40歳男女とも10人に1~2人はかかり死亡原因になるため油断なりません。
腔内照射における適応で有名な一つとして、子宮頸がんが挙げられます。日本ではManchester法(マンチェスタ法)が採用されていますが、がんの治療効果とその周りへの影響を評価する点を評価点といいます。 そこで、今回はこれらに関することをまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 子宮頸がんとは?
最も詳細な血管情報が得られる検査は血管造影検査です。 血管造影には動脈(動脈造影)の検査と静脈(静脈造影)の検査があります。 この血管造影には、血管内にカテーテルを挿入する必要があるのですが、今ではSeldinger法が主流になっています。 今回は、その方法についてまとめてみました。 スポンサーリンク
今回はCTを行う側の話になるかもしれません。CT検査では、FOV(Field Of View)という言葉が毎日飛び交うことになります。普通のFOVは画面に表示する範囲という意味で使われるのですが、収集範囲を意味する場合もあります。 この二つの違いをまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク ディスプレイFOV(DFOV)
私が、教科書で勉強していたころ、この減弱係数の違いには混乱させられた記憶があります。 それは、線減弱係数やら質量減弱係数、他にただの減弱係数と3つの単語の区別がつきにくい形で載っていることがあったからです。 おかげで、「線減弱係数と質量減弱係数が違うのはわかるけど、線も質量もついてない減弱係数とはどっちの減弱係数なの?」と悩んでしまってものです。