CT検査と言えば、被ばくによる癌の発生が心配されるほどの検査です。ですが、一度の検査で得られる情報量が多いため、需要は多いのも事実です。 そこで、医療機器メーカーは被ばくを低くするための技術を色々と開発しています。 今回は、被ばく低減にも寄与しているCT-AEC(Auto Exposure Control)についてまとめてみたいと思います。
みなさん、X線って一種類だと思っていませんか? 実は、2種類あるのです。その2種類とはなにかというと、連続X線と特性X線です。 今回は、この二つの違いをまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 原子核について少しだけ 今回の内容には、原子の話が欠かせないので原子の成り立ちについて少しだけ触れたいと思います。
診療放射線技師を目指す理由に多いのは、 「放射線治療に携わる仕事をしたい!!」 ということです。やはり、医療職種というと治療に携わることが大きな魅力になるためと思われます。 しかし、実際は、放射線治療に携われるのは、ごく一部です!! 就職した病院に放射線治療を行う装置がなかったり、治療を行っている病院に就職しても、配属されるとは限りません。
MRI検査で使われるコイルが検査部位ごとに用意されており、とても独特な形をしています。 診断に有用な画像を撮影するためとはいえ、形が面白いのでまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク そもそもコイルとは? MRI装置で画像を得るためには、コイルと呼ばれるものが必要で、今回は表面コイルと呼ばれるものだけを紹介します。MRIの信号は普段はとても弱く、画像化しても良好な画像は得にくいために、信号増幅のために使われるものです。
結婚を考える多くのかたが望むのは、やはり妊娠や出産です。 しかし、6組のうち1組が不妊に悩み、なんらかの治療を受けている人は50万人と言われています。 そんな時、婦人科の医師から提案されるのが、子宮卵管造影(Hysterosalpingography;HSG)です。 この子宮卵管造影とはどんな検査なのかまとめてみました。
現在、血管造影検査(アンギオグラフィー)では、デジタルサブトラクション血管造影(digital subtraction angiography:DSA)が一般的な手法になっています。 造影剤が存在する血管のみが描出され、骨およびその他の構造物が描出されていないという画像です。 どんな画像あというと、下のような画像です!! 出典:www.
一般的にはレントゲン技師やエックス線技師といったほうが伝わりやすいのが残念な職業名の診療放射線技師。 病院や企業など活躍の場は広いのだが、まだマイナー感が否めない職業です。 一応、国家資格をもち、平均年収も514万円といわれ、一見、悪くない、むしろ安泰な職業のように思えるが実際はどうなのか考えてみました。
それが、「嚥下造影検査」と言われるものです。 この検査はリハビリテーション科の医師と言語聴覚士とが主体で行う検査のことです。 これからリハビリ訓練を開始する人やリハビリ中の成果を判断するために行われます。 この検査結果次第で、食べるという楽しみを再度持つことができるためとても重要な検査です。 ということで、もっと詳しく見ていきたいと思います。
普通のレントゲン撮影と言われる、X線撮影では決まった1方向からX線を照射して撮影を行い、もし、正面と側面など多方向から撮影する場合には、その撮影する枚数だけX線を照射するわけです。 そのため、被ばく線量の計算は1回ごとの照射線量を積算していけばいいことになります。 しかし、CT検査は他の検査とは異なり、360度方向からX線を照射して撮影を行うため、違った線量評価法が必要になり、CTDIやDLPといったものになります。
子どもの体調は変化しやすく、心配になることが多いです。 時には、病院に行くことも多いのではないでしょうか? 医師たちは子どもの診察に際して、被ばくのあるレントゲン検査を進めることはなるべく避けています。 ですが、触診や超音波検査など、色々な検査をしても分からない場合や骨折などは、やはりレントゲンが必要になります。