NEQとDQEはX線画像を客観的に評価するのに使われる指標です。 ですが、この二つは少し複雑なところもあり理解しにくいところがあります。 そこで今回は、NEQとDQEの違いについてまとめていきたいと思います。 スポンサーリンク まずは画質評価について考えると・・・ デジタルカメラを購入する際、その画質を知るために、画素はいくつあるのか、拡大してもどの程度綺麗に写すことができるのかというのを気にするように、X線画像でも画質というが重要です。
CT検査はMRIに比べて高い空間分解能を持つことが特徴の一つです。 つまり、CTはMRIよりも物がはっきりと描出されることになります。 しかし、その高い空間分解能も装置や撮影法、表示法によって影響を受けます。 そこで今回は、CTで高い空間分解能を実現するために必要な要素をまとめてみたいと思います。
インビボ診断用放射線医薬品は、人体に投与される薬剤のことで核医学検査に使用されます。 特定の臓器や組織に集まることを利用して臓器の形態や機能を評価するために使うものです。 そのため、使う医薬品は、様々な条件をクリアしたものでなくてはなりません。 ということで、今回はインビボ診断用放射線医薬品の条件と核種の種類についてまとめてみたいと思います。
医療関係者から見れば、磁力が一番怖いのですが、患者さんにとっては、磁力より検査中に狭く、うるさいのがストレスになるのではないでしょうか?! そもそもなぜ、受ける側から見ればストレスになるだけのMRI装置は狭い必要があるのでしょうか? スポンサーリンク 狭い理由 MRI装置が狭い理由は、装置内の磁場を均一に保つためです。
現在の病院システムで欠かせない存在となってきた3つシステム。それがHIS、RIS、PACSです。病院で働き始めるとわかることも多いのですが、私は学生時代にこの3つを習っても呪文のようにしか聞こえませんでした。 そこで今回は、この3つについてまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク HISとは?
CT被写体の周りを回転しながら撮影する検査です。 その性能評価には、様々な評価項目が存在しておりMTF(空間分解能)、NPS(ノイズ特性)、CNR(低コントラスト分解能)などなどありますが、最近ではよく時間分解能という項目も検討されるようになりました。特に、心臓CT検査が、当たり前のように行われるようになったからこその言葉ですが、一昔前にはなかったようにも感じます。
放射線に関わる、用語として半価層と半減期というのがあります。 この二つは言葉自体も、何かの半分を表す言葉と言う意味も似ているところがあるので、混乱される方もいるのではないでしょうか。 そこで、今回は半価層と半減期の違いについてまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 半価層とは? とりあえず、半価層とはなにか?
護身術もそうですが、いざという時のために身を守る方法を知ることは重要だと思います。 痴漢に襲われた時の撃退法や災害時の身の守り方、知っていなければ行動できません。 実は、護身術を学び実践で練習するよりも 放射線から身を守る方法はとても簡単です。 原発事故のようなケースを除けば知って覚えていれば、なんとかなるかもしれません。
組織抑制の一つである磁化移動は、MRアンギオグラフィーで使用される方法です。 ただ、この内容を意識されている場合のほうが少ないくらい自然と使用されているように感じられることがあります。 なので、今回は磁化移動(MT)法とはなにかまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 磁化移動(MT)法とは?
CT検査では、体の情報を3次元画像を収集するため、3次元画像を作成することができます。 その3次元画像には、表示方法に種類があるので、主要なものだけでもまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク 3次元画像の利点 先ずは、3次元画像の多くの利点を理解していただきたいと思います。 ➀立体的な画像として把握できる。