mri
MRIの画像が作られていく過程で必ず出てくる言葉がフーリエ変換です。実際は、MRIだけに限らず、CTでも使用されていることを思い出す人いるのかもしれません。 それでも、CTやMRIでは欠かせない言葉なので、大学の授業には必ず含まれるのですが、いざ教科書を見てみると式がごちゃごちゃと書かれていて、「こんなの理解できるのか!?」と理解を諦めた方も多いのではないでしょうか。
最近では、3TのMRI装置を使用する施設も多くなり、以前に比べてだいぶ定着してきました。ただ、少しMRIについて勉強してみると3.0Tへの漠然とした思いは以下のようなものです。 ➀1.5Tに比べて3.0Tは2倍の磁場だからS/Nが良い。 ➁頭部の専用機では?! ➂SARの制限がうるさくなる ➃MRAが綺麗
MRI検査が普及し始めてから約30年、急速に広まり今では欠かせない検査になっているためか国家試験にもMRIに関する問題が多いように感じます。 これは、特に画像問題で多く見られているような印象を受けるので、何回かに分けてその対策になるようなものを載せていきたいと思います。 今回は、MRI画像におけるアーチファクト、つまり人為的や工学的に作り上げられる偽の像について実際に国家試験に出題されたものを中心にまとめてみます。
MRI検査では、造影剤を使うことなく、血管や胆管、尿路検査を行うことが出来ます。CT検査では、造影剤を使うことが普通の検査でも、造影剤を使わないのは大きなメリットです。 そこで、どんなことができるのか、ざーっとまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク MRA 一番、有名なのはなんといっても血管を3D撮影するMRAと言われるものです。血流の様子を画像化する技術で作っています。血流が乏しいところでは、血管が綺麗に写らないこともあります。
MRI装置の中で、最も重要な部分と言えば、何といっても本体に搭載される磁石です。しかも、MR画像を撮影できるとなると、かなり強力な磁石が必要になります。 ちなみに、磁石の磁場強度は、テスラ(T)やガウス(G)で表されています。 その関係性は、1T=10,000ガウスといったところになります。
MRIでは、スキャンのシーケンスが沢山あり、高速撮影もすることができます。が、それ以外に撮影時間は何に影響されているのでしょうか? スポンサーリンク 撮影時間の計算 普通のパルス系列で撮影する場合には、撮影時間は簡単に計算することができます。 なぜなら、求める式が存在しているからです。 では、その式とは・・・
他の放射線検査と違い、被ばくがまったくないのがMRI検査査の最大の魅力かもしれません。 ただ、安全性が高い検査とはいえるわけではないことに関しては理解が必要です。 なので、どんな危険性があるのかまとめてみました。 スポンサーリンク 金属を持ち込む MRIで最も有名なのが金属を持ち込んだ時のトラブルです!!