%ef%bd%8d%ef%bd%92%ef%bd%89%e5%8e%9f%e7%90%86%e2%9e%87%ef%bc%8dtr%e3%81%a8te%e3%81%ae%e9%95%b7%e3%81%95%e3%81%a8%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82%ef%bc%8d-2Info
MRI原理➇-TRとTEの長さと画像の関係-
011.7k.
TRとTEを長さを変えるとどのような画像が得られるのか?   今回は、そんなお話です。 スポンサーリンク 長いTRと短いTEの場合 こんな場合のT₁とT₂曲線の組み合わせは下のような感じになります。 長いTR,短いTE のときのT₁、T₂曲線 長いTRを選んだ時には、全ての組織が、ものの縦磁化の大きさを回復しているため、T₁、縦緩和時間の違いによる信号に影響がなくなり、組織間のコントラストが乏しくなります。そして、非常に短いTEしか待たない場合には、T₂の違いがあまりないため、信号強度にも差がつきません。
Info
MRI原理➅-TRとは?-
02.8k.
MRIを勉強するうえで、絶対に避けられないTRとは?   結論からいうと、   TR(time to repeat)のことで、繰り返してRFパルスを使用するときに使う用語で、RFパルスを照射するごとの時間の長さを表しています。   具体的にいうと、縦磁化を横磁化にするために90°パルスを使いますが、実際の検査では、この90°パルスを繰り返して使うことになります。90°パルス照射から次の90°パルス照射までの時間がTR(繰り返し時間)と呼ばれているのです。