大腸検査
バリウムは消化管のどこでも使われる造影剤ですね。 バリウムで受ける大腸検査のことを「注腸検査」・「バリウム注腸」と呼びます。 この検査は、内視鏡の進歩やCTやMRIの進歩によって年々減少傾向にあります。 実際、厚労省の発行している大腸がん検診ガイドラインでは、精密検査では「全大腸内視鏡検査を進める。しかし内視鏡が困難な場合は注腸とS字結腸内視鏡の併用とする」とあります。
今まで、大腸検査と言えば、バリウムの注腸検査と内視鏡検査が一般的です。 が、最近、CTC(CT Colonography)というCTで大腸検査を行うことが保健適用になり、検査を行う施設が増加傾向にあります。 CTC検査とはどういったものなのかお話したいと思います。 人間ドックでも行うことが出来る検査なので、参考いただければ幸いです。