病院で診療放射線技師として、働くと決めた以上、必ず行われるのが就職試験です。
今回は、その対策内容をまとめてみたいと思います。
個人的な意見もありますが、参考にできると思ったところだけでも参考にしていただければ幸いです。
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対策➀調査
この場合の調査といっても、自分が行きたい病院に関することだけではありません。
先ず、行う必要があるのは、自分が通っている学校にはどんな施設からの募集があるのか?ということが知る必要があります。
よくありがちな勘違いなのですが、養成学校にいるとたくさんの施設からの採用募集が集まりますので、それが全てなのだと思う人が多いのです。
しかし、実際は、それ以上に多くの施設が来年のために募集をかけているのです。
どういうことか。
大きく分けて2種類のパターンに分けられると思います。
パターン➀施設側が募集を出す学校を選んでいる。
どの病院にも共通することは、「できるだけ優秀な人材がほしい」ということです。
そこで、採用側として考えることは
「優秀な人材が集まる大学にだけ募集をかければ、面接には優秀な人材だけが集まり、さらに、そのなかから厳選して選べるのではないか」と。
その行動が、募集を出す学校の選別となり、主に歴史が深い学校であったり、偏差値の高い学校へだけ募集がかけられるといったことになるのです。
「ひどい!!」と思われてもしょうがありませんが、これが現実であり、実際に行われていたことでもあるので、受け止める必要はあります。
といっても、選んでいるケースだけではありません。
ただ、悪意もなく新設校など歴史の浅い大学には募集が届かないことはあるので、行きたい病院があるのであれば、今年募集があるのかどうかは、電話して人事部に確認してみるか、定期的に病院のホームページを確認してみるといいでしょう。
人員が欲しい施設は、病院ホームページでも募集していることは珍しくありません。
パターン➁学校には募集を出さずに施設のホームページにだけ募集を出している
特に市立や県立、国立病院に見られる傾向です。
市立や県立、国立病院は、市や国が関する機構で運営している病院です。
なので、市内に4つや5つ系列の病院があり、採用は市で行っていることがあるのです。
採用に積極的な市や県であれば、学校に募集をかけることもあるのですが、一部の病院機構では、市や県のホームページに募集をかけて、定期的にチェックしてくれている人だけを募集していることがあります。
それでも、募集に対して、結構な応募数があるのです。
なので、自分の地元の病院で働きたい、公務員に近い職務環境を求めたいと思う方は、市や県、国立の病院のホームページで定期的にチェックのがいいでしょう。
ただ、こういった病院は、年齢制限があったり人気が高いため倍率が高くなることが多いですし、就職後は病院間を異動することもありますので、注意が必要です。
正直、上記の2つのようなケースは、珍しくはありません。
なので、就職活動を行う病院は、自分の学校に来たところから選ばなければならないなんてことは絶対に思ってはいけないのです。
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対策➁試験
ここでいう、試験とは、面接のことではありません。
ここでも、対策➀調査が必要にはなるのですが、病院によっては、筆記試験などを行うことがあります。
その内容は様々ですが、3種類に分けられるでしょう。
➀学校でならうような専門問題
簡易版国家試験問題みたいなものです。
国家試験対策を行っていれば、簡単と思える問題が多いです。
➁SPIなど一般常識問題
時事問題などは出題されませんが、数学の計算や文法問題などSPIに関する問題です。
練習すれば、誰にもでも解けるとは思いますが、練習しなければ、中学や高校で学んだ内容なので、記憶があやふやになっていることがあるので苦戦するでしょう。
➂施設の歴史に関する問題
「なんだこりゃ?!」と思うかもしれませんが、実際にあるのです。
その組織がどうやって創設され、創設者は誰なのかなど、自分が働くかもしれない施設のことをきちんと調べているのかということをチェックされるようです。(噂では、赤○○病院でこんな問題が出題されたようです。)
といったように、筆記試験の内容は様々です。
受ける病院が筆記試験を行っているのか、行っていないのか。
行っているのなら、過去、どんな問題が出題されていたのか調べておくといいでしょう。
病院見学時に質問する人もいますので、問題ないでしょう。
または、過去に先輩の誰かが試験を受けていれば、学校側にもその内容が残っている可能性もあります。
実際、過去にどんな問題が出題されていたのか、具体的な内容が出回ったことがあり、その年も同じ問題がでたこともあったようです。
対策➂小論文
小論文を書かせる病院は多いので、練習が必要です。
ただ、その内容は、旬な内容が多くなる傾向があるようにも思えます。
チーム医療が騒がれ、重要性が増したときには、「チーム医療時としての診療放射線技師の役割」について
医療安全に関する問題が多かった時には、「診療放射線技師が行うべき医療安全とは」
といった、世間的に話題が上がった内容はチェックしておくと書きやすいように思えます。
他には、「将来の診療放射線技師像」など、どんな診療放射線技師を目指すのかといったものもあるようです。
文字数は少ないところで400~600字、多いところで800~1200字が一般的なようです。
ただ、文字数に対して、時間は短く感じることが多いようなので、お決まりの内容に関しては一度、考えをまとめておくといいと思われます。
採用に携わっているある人は、まず内容よりも時間内に文字数を埋めて考えを書けているのかを見ていると言っていたこともあります。
「えーー」と思う人もいるかもしれませんが、文字数が余って、書くことがないほうが内容も薄いと思われてしまいます。
そんなことにならないよう、小論文の練習はきちんとしておきましょう。
ちなみに練習は自分1人で行うのではなく、添削をしてくれる先生を探したほうがお勧めです。恥ずかしくても誰かに読んでもらい意見を貰って置くことが重要なのです。
批判されるのが嫌だと思っても、他の人に読んで意見を貰うことで、自分が考えなかった意見を取り入れ、文章の幅が広まることは、絶対にプラスになります。
頑張ってみましょう。
対策➃面接
個人的には、面接には答えがないと思ってはいますが、最低限のマナーは知っておく必要があると思います。
部屋への入り方から座るまでの行動、そして、質問された時の態度など最低限のマナーは社会人としての常識です。
これから社会に出る立場である以上、まだ学生だしといった言い分けは通用しません。
最低限のマナーも守れない人は、採用後もルールを守れないのではというという不安を面接管に与える可能性があります。
いくら成績が優秀でも、人材として優秀でなければ、採用されることはないでしょう。
なので、学校で面接の練習を何回か繰り返し行っておくといいでしょう。
身の振り方に気を取られて、無駄に緊張していては、あなたの魅力に気づかせるチャンスを逃すことになりますので。
また、志望動機や自己PRはもちろんのこと、自分が受ける病院が他の病院とは何が違い、どうして、その病院に入りたいと思ったのかなどしっかりと考えておくといいでしょう。
「じゃあ、他の病院でもいいじゃん!!」と面接官に思われてしまっては、採用への道は遠のくばかりでしょう。
まとめると・・・
あらゆる面で、調査というのが重要です。
・募集があるのかないのか。
・過去にどんな採用試験が行われていたのか。
・自分が受ける病院は、他の病院と何が違い、どんな人材を求めているのか。
など調べることはたくさんあります。
ここまでやる必要があるのかと思う方もいると思います。
ですが、現在、診療放射線技師は飽和状態になってきているのです。
養成学校数も増えているので、一年間における新卒者数も多いのです。
に対して、一病院で採用される人数は、多くても5人、一般的には2人です。
そのため、条件が良い・魅力がある病院は自然と倍率が高くなってしまうのです。
その中で勝ち残るためには、ある程度の努力は必要になって当たり前のです。
以前とは、違うのですよ。
テキトーにやって就職に悩むよりも、適当にやって採用されることが大事なのです。
でないと、自分が希望したところには就職できずに後悔だけが残ることになるでしょう。