国家試験の問題にかなりの確率で出題される手と足のレントゲン写真。(手だけでここ10年で4回以上)対策に覚えるべきことをまとめてみました。
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手のレントゲン解剖
手の画像問題で最も出題頻度が高いのが、解剖名に関するもののようです。特に、手根骨名や関節名などややこしくなるものが多く、結構意地悪な問題な気がしますが、出題される以上、覚えなければなりません!!まずは、復習をしてみましょう。
ついでに関節名も行きましょう。
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解剖の他にでるレントゲン画像
解剖名以外にも出題される画像問題といえば、尺屈位の手のレントゲン画像である。
そもそも、尺屈とは?ということになるかもしれないので、下に参考の絵を載せたいと思います。
親指側に手を曲げているのが(橈骨側)⇒ 橈屈
小指側に手を曲げているのが(尺骨側)⇒ 尺屈
という風に覚えておきましょう。
そして、実際に国家試験で出題された画像が・・・
この画像の特徴は、まず尺骨側に手を曲げたおり、尺屈位の撮影像であること。橈骨側が広がってみえることから、舟状骨が観察しやすくなっているということです。
今まで、手に関する画像問題では、手根骨の解剖と尺屈位がどういった撮影なのかという2点を覚えていれば、解答できるものでした。
足の解剖
手の解剖同様、足の解剖名もややこしいので、国家試験でも出題されやすいので、ついてに・・・。
国家試験では、足のレントゲン画像問題では、解剖名を覚えているかという1点に限っているようです。(ここ10年の話ですが・・・)
しかし、足のレントゲン画像で問題を作ろうとすれば、解剖名とどの方向から撮影しているのかというようなものしかないように感じます。例え、骨折の画像が出たとしても、骨折している骨の名前を解答させるのが限界のように思えるので、解剖名を覚えるのが一番の対策になるかもしれませんね。
ということで、参考までに・・・