拡散強調画像
拡散強調画像は、拡散の程度によって、信号強度が変化する撮像法です。しかし、拡散強調画像だけでは、白く描出されているか黒く描出されているかという画像上の結果しか知ることができません。 ある程度、白く描出されていば拡散がなく、暗く描出されていれば拡散があるということは確かなのですが、それでも拡散とは無関係に白く描出される要因があった場合には、拡散の有無を正確に判断するには、別の情報が必要となります。
拡散強調画像を撮像するときに設定するb値とは、拡散強調画像のコントラストを決定する因子の一つです。 しかし、b値とはなにか?という質問に答えられる人は少ないように感じます。 そこで、今回は拡散強調画像のコントラストがどのように決まっているのか、b値とは何かについてまとめてみたいと思います。 スポンサーリンク