IVR(Interventional Radiology)はX線透視撮影下、体内にカテーテルを挿入し、検査や治療を行う技術です。   外科的(手術など身体を切る)手技を必要としないので、比較的患者さんへの負担が軽い手技と…

CT画像はそれはもう沢山の情報を持っています。 しかし、観察するうえで欠かせないのが、 『見たい臓器に、濃度を合わせる』ということです。 脳には脳、肺には肺、骨なら骨に合わせて観察しなければ、本来見えるはずの病気を発見す…

放射線を学ぶ上で絶対に避けては通れないのが相互作用です。   ただ、相互作用は荷電粒子線と非荷電粒子線とで内容が変わります。   相互作用の内容は何となく理解していても、それがどの放射線の種類で起こるのか混乱する方もいる…

核医学検査は、体内に放射線医薬品を投与し、体内から発せられる放射線をカンマカメラやシンチカメラと呼ばれる検出器を使い、画像化する検査です。   ただ、その画像化やデータ収集方法は検査目的に合わせて使い分ける必要があります…

歳差運動をしている陽子は、RFパルスが送られると2つのことが起こります。   それは、   いくつかの陽子はRFパルスからエネルギーを受けとって、高いエネルギーレベルに移ること。(足で歩いている状態から逆立ちして手で歩く…

耳に関する病気は多くありますが、その際に行うX線検査には、Schueller法、Stenvers法といったものが主流でした。が、最近はCT装置の発展によって、検査時間の短縮と精度が向上したため、その需要は少なくなっていま…

放射線治療装置(リニアック)では、X線と電子線を同一装置から照射するために、フィルタが二つ存在しています。   それが、フラットニングフィルタとスキャタリングフォイルです。   今回は、少し短めになりますが、この二つをま…

診療放射線技師になるためには、専門学校や大学受験は避けられません。 競争にもなるため、できるだけ有利な科目選択をしておきたいところです。 そこで、大学ごとの受験科目について調べてみました。   スポンサーリンク 国公立大…

MRI装置では、高磁場の磁石が使用されています。   ただ、高磁場な装置とは安易に設置できるものではありません。その磁場による影響が外に出ないように遮蔽されること、さらに、外界に存在している磁場によって撮影が影響されるこ…

肝臓に脂肪がたまりフォアグラ状態になる脂肪肝。 今や日本人の4人に1人が脂肪肝になると言われているほど、身近な病気です。 さらに、脂肪肝になると、肝硬変や肝臓がんへ進行する恐れがあるばかりか、様々な生活習慣病へのリスクが…